スティーブジョブスが死んだ日に

ジョブスは発明家でもなければ芸術家でもないましてや経営者でもない。

発明家とはニコラ・テスラのような人物を指し、
芸術家とはミケランジェロのような人物を指し、
経営者とはアイア・コッカのような人物を指す。

だが、ジョブスが天才的な事業家であったことは否定できない。

時流にあった技術を組み合わせて時流にあったニーズを満たすことにかけて確かに天才だった。

彼は若さゆえに不道徳な行いを繰り返し必ずしも若いときから理性と良心に満ちた人格者ではなかったし、問題も多くけして全面的に尊敬できる人物ではない。

とはいへ、事業家としての責任は果たし結果も出してきた。

そういった意味で歴史に残る人物になるのかもしれない。